top of page

滑走路を走る

8月15日
読了時間: 3分

午前4時50分、滑走路を走る。熊本空港マラソン


※この記事は、2026年5月30日に開催された「第4回 熊本空港マラソン」の記録です。

令和8年熊本地震により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。


一日も早い復旧と、何気ない日常を取り戻せる日が来ることを、心より願っています。



滑走路を走れる、特別なマラソン



今年5月、「熊本空港マラソン」に参加しました。

何が特別かというと、普段は飛行機が離着陸している、阿蘇くまもと空港の滑走路を走れること。

毎月のように飛行機に乗る私にとって、とても意味のある大会に感じられ、私は第2回から参加しています。


滑走路は、ネジ一本落とすことも許されない特別な場所です。


コスプレをはじめ、滑走路に持ち込める物にも厳しい制限があります。一般的なマラソン大会のような派手な看板や給食もなく、給水も途中の一度だけ。


距離は10km。決して長くはありませんが、走っている間はずっとワクワクが止まりません。

スタートは、まだ暗い午前4時50分

この大会のおもしろさは、なんといってもスタート時間。


午前4時50分です。


早朝から始まる空港の通常運用に影響を与えないよう、午前6時20分には競技が終了します。

まだ真っ暗な午前3時過ぎ。


普段なら静まり返っている時間に、走る気満々の人たちが続々と阿蘇くまもと空港に集まってきます。


5月末とはいえ、深夜から早朝にかけての空気はまだ肌寒い。


それでも、会場はすでに熱気に満ちていました。

飛行機を横目に、朝日へ向かって走る

スタートして、まず目を奪われるのは、滑走路のそばで待機するさまざまな飛行機です。

普段は遠くから眺める機体が、すぐそこにある。

ランナーたちは興奮しながら、足を止めて写真を撮ります。


コースは、どこまでも続く平らな滑走路。

しばらく走ると、少しずつ体が重くなってきます。


その頃、阿蘇の山々の向こうから、ゆっくりと朝日が昇り始めました。

この大会は、天気によって感動が何倍にも膨らみます。


朝日に向かって走る。


いつもは機内から見下ろしている滑走路の灯りを、今日は自分の足で横切っていく。

画面の中でも、客席からでもない。


風や光、飛行機の大きさを全身で感じながら、自分自身がその風景の中を走っている。

この非日常感が、たまりません。



ゴールの先には、くまモンとカレー




無事にゴールすると、熊本県民なら誰もが知る「くまモン」が迎えてくれました。

そして、完走後に食べるカレーのおいしさといったら。


しっかり水分を補給し、走り終えた人たちは、みんな笑顔で帰路に就きます。

それでも、まだ朝の7時。


このまま仕事へ向かうという人も、ちらほらいました。

私はというと、早朝から10kmを走り終えたばかりなのに、アドレナリンが出たまま。


「せっかく熊本まで来たんだから、日本一の石段も登ってみようかな」


そう思い立ち、3,333段の石段がある熊本県美里町へ向かいました。

走ったあとは、おとなしく帰る?

いいえ。


私の一日は、まだ始まったばかりです。


今日も、アクティ部!

 
 
 

コメント


bottom of page